プライベートでツイッターをしているのだけど、「依存症の人とそれを支える人」の姿についてとても良いマンガが回ってきたので紹介したいと思います。

アルコール依存症になってしまった夫を、妻が知人友人に依存症について教えてもらいながら、治していけたら、昔のように仲良く暮らせたらと行動していく話です。
9話もあって長くて、5話くらいまでしんどいです。
夫がどんどん変わっていく様、期待しても期待しても裏切られる。
暴言が幸せだった好きだった気持ちを塗りつぶしていく。
この漫画の奥さんは、本当に良く頑張ったなあと感じます。
余談ですが、私も昔、マンガにでていた「自助グループ」に通ったことがあります。
未知の空間だからどんなとこ?と思うと思いますが、
「参加者を傷つける場所であってはならない」という前提があるので、参加者に意見をすることはありません。自分の気持ちを素直に言える場所。
一度行ってみると不思議とあったかい空間です。
依存症は「自分の心の穴」から逃げた先の病気
わたしにも近しい人に何人か依存症の気がある人がいました。
アルコール・たばこ・ギャンブル・薬物etc
いろいろありますが、基本的に自分の中のストレスを発散させるためのものなんですよね。
正直、人に迷惑を掛けないなら問題はないと思っています。(法に触れたらだめだけどね)
ストレス発散、現実逃避。
今のストレスの多い時代、多少の部分は誰だってしてることなんですよね。
- ゲームの課金
- ドラマを延々と見る
- SNS依存
- ギャンブル
- 酒
- ひたすら寝る
こういうのもそう。
私は自分自身、とっても覚えがあります(苦笑
私だってブログ書いて気持ちを吐き出してるところがあるから、なんも人のこと言えないのだ笑
でもね、「人や社会に迷惑をかける」までいくとアウトなんですよ。
そんでね、迷惑をかける人には「家族」も入ってるんですよ。
罵詈雑言、無言の圧力に、その人のことでいっぱいになってはだめ
家族って大事。
だからこそ、傍にいる人は依存症の相手を大事にしてしまいます。
依存症は、軽症でもわかりやすいです。
その人がストレスで疲れている、というのがやっていることにでているのですから。
人の心を受け取りやすい人ほど、受け入れてしまうと思います。
傷つけないように相手に気を付けながら
相手の行為を気を付けてほしいと言ってみたり、そっとフォローしたり。
しんどいという愚痴や気持ちに毎日寄り添って、聞いていてしんどい自分の心を押し殺して抱きしめてあげる。
それこそが、その人を駄目にしてしまうのに。
リンクのマンガにはちゃんと書かれていますが、依存(現実逃避)している人にずっぽり寄り添って優しく付き合ってしまうのは逆効果になることが多いです。
私も、そうでした。
最初は気が済むまでしたら、すっきりするだろうって思っていた。
でも、体を壊したら次の何かにはまる。
私の体調が悪くてしんどい時、
彼は夜中まで友達と遊んで笑っていた。
でもいつか収まるだろうって思ってました。
今言わなければ嫌いになるかも、そう思って言った言葉に逆切れされる。
放置するのも怒るのも、優しくするのもダメ。
いつのまにか、怒りと悲しみで、相手のことで心がいっぱいになったときに「共依存になってしまう」と急に思った。
相手の事を嫌いと思いながらずっとこのまま。
相手もそれが普通なら、治ることもない。
そう気がついて、私はそっと離れました。
※共依存はお互いなんだかんだ言いながら一緒にいる悪循環状態のことです。
今だったら、もう少し知識があって一緒に治療しようと言えたかな?
言い方をもう少し優しく言えたかな?
離れたことについて後悔することはあります。
自分の行動を後悔することはあります。
でも、選んだのは自分です。一生恨まれても仕方がない。
どう言われても仕方ない。自分の行動については責任をとろうとおもっているよ。
でも、自分は一緒に不幸です…という毎日を送る気にはなれなかった。
自分の心の穴と向き合うのは自分だけしかできない。
伝えてもダメだったから、相手から私への信頼度が低かったんだろうな。
仕事以外は相手の事ばっかり考え、笑えなくなった私。
外から見たらどう思うだろう。
子どもが出来たとしたら、そんな親をどう思うだろう?
私自身、親は小さい頃から毎日夜中までいつも喧嘩をしていた。
だから結論がでるのは早かった。
自分が元気じゃないと、相手を助けることはできないんだなって学んだときでした。
わたしだって依存症の気はある
そんな私ですが、依存症の気はあります。
私の場合は、ずばり「ワーカーホリック」…(-“-)
仕事をしているとね、承認欲求が満たされる・お金がもらえる・家事ができない言い訳ができたんですね。
それにね、仕事は与えられることと少し自分で考えることがあるから「それ以上他の事を考えなくて良い」んですよね。
自分の大事なこと・やりたいこと・決められていない自由なことを「自分で考えて決めていく」のってすごいエネルギーが必要なんです。
やらなきゃいけないことで埋まってるのは楽なんだな。
今年、20年の仕事を辞めてから落ち着いたときに、
うっかり鬱気味になった時に気づきました。
やる気がでない。
なんとなくな不安。
心療内科に行ってみると「うつ」ではなく「適応障害」と診断されました。
環境の変化についていけていない、というやつです。
わりとすんなり納得しました。
定年退職したおじさんたちに無気力が多いの、すごい分かる。
そして専業主婦にうつ病が多いというのも良く分かる。
こんな気持ちを抱えているんだなあ。
心の穴と向き合うのは難しい。
だからこそこの間の鬼滅の刃の映画での台詞が沁みたんだろうなあ。
うずくまっても、時間は寄り添ってくれない。
ゆっくりでも自分の出来ることをやって、自分を褒めていくのだー。
最近は時々瞑想(マインドフルネス)をしたり、やりたいことをノートに書いてみてます。
子どもとの会話はアサーションを勉強して、対等の立場でいる勉強としてみたり。
あと、家事は業務!って思ってます。
ご飯を作るの苦手なんです。
でも一応家事担当だからね、「仕事!」って思って心の負担を軽くしてる。
そうする方が楽ってことがワーカーホリックの証拠なのね。
できない自分は「無」みたいな感覚がまだまだ抜けないの…(^^;
本当は人間、生きてるだけですごい。
そう認識していても、まだまだ心に腑に落ちていないみたいです。
いろいろやってみないとね~自分がどんなもんかも分からないからね~
40歳からの挑戦!笑
誰だって依存症になる可能性はあるんだろうな~~~って思っています。
かたくなな人ほど、しんどいことがいっぱいで、自分を疲れさせてしまうのだろうな。
仕事があると、やることが沢山あると難しいね。
現実逃避って悪いことじゃない。
度が過ぎると駄目っていうだけ。
(話がそれちゃうけど、そんな気持ちがあるので時々ニュースになる青少年保護?エロ禁止令?みたいなのって誰も得しないんじゃないって思ったりする。理性と感情の発達途中の子たちの発散する場所を狭めてどうすんじゃいみたいな気がしてる)
あとは、引っ越して半年ぼっちの私が思うことは、「話さない」はよくない!!
知り合い、友人とちょっと会話して笑うこと。
家族だからって、全部言わなくて良い。落ち着く程度に会話ができて、あと、少ししんどい時に「しんどいから」って伝えて自分で自分を休めてあげれること。寝て食べること。
それを自覚すること。
さて今日の私は、この間の土日でお疲れなのでゆっくりしたいと思います(^_-)-☆
(こないだもそんなこと書いてたような)
[…] 依存症の人に寄り添うには自分を大切にすることがだいじ。 […]